帰国
とうとう帰国の日がやってきた。殆ど情報がないまま、インスピレーションと勢いにまかせ、ウクライナに来たが、本当に良かったと思う。 ミステリアスな国東欧、ウクライナ。 街を歩けば、綺麗な風景と美しい女性。 そして、何とも言えない魅力にハマってしまったのだった。...


最終日
ついにキエフでの楽しい時間も、本日で終わってしまう。 名残惜しさを胸に、キエフの街を散歩する事にした。 初めは、キエフの中心地にある独立広場。ウクライナの人々が「広場」を意味する「マイダン」と略称して呼ぶこの場所はこれまで数々の歴史の舞台となり、その都度名称も変わってきたそ...


あと2日
レッスンは基より、ウクライナ・キエフを満喫し、帰国まであと2日となった。 様々にお世話になった先生及び奥様にお礼をしようという事に。。。 本当に偶然であるが、滞在中のアパートにあるテレビの上に、巻きすがインテリアとして飾ってあった。これは、寿司を作るしかないと思い、先生に電...


座席
座席は、殆ど天井桟敷といって良いほど、天井がすぐそこに。しかし、音の広がりも感じられ、何よりも舞台が大きく見渡せる。 近くの席には、日本人が2名いた。バレエ留学をしているとのことである。彼ら曰く、この座席周辺は特等席なのだとか。チケット代が安い上に、隅々まで見渡せるからとの...


ウクライナ国立歌劇場
今日は、観劇の日である。演目は、運の良いことに「白鳥の湖」であった。 ウクライナ国立歌劇場がオープンしたのは1867年のこと。その後、建物は火災で焼失し、現在残るネオ・ルネサンス様式の歌劇場は1901年に建てられたもの。 周知の通り、チケット代は数百円!!!


歴史的建造物群3
アンドレイ教会の内部は以下の様な感じ!!! そのご、この教会周囲から坂を下る道があり、アンドレイ坂と呼ばれている。土産物の露天が並ぶ通りである。その坂を下り、帰る事に。 明日は、劇場(ウクライナ国立歌劇場)にて、バレエを観劇する事になった。ウクライナに来たからには、バレエを...


歴史的建造物群2
聖ミハイル 黄金ドーム修道院から、約500メートル程歩くと見えてきたのが、聖アンドレイ教会。 1744年、ロシアの女帝エリザベータのキエフ訪問を記念して創建された教会。設計はサンクトペテルブルクの冬の宮殿(現エルミタージュ美術館)を設計したイタリアの建築家、ラストレッリ。故...


歴史的建造物群
今日は、先生がキエフ中心地を案内してくれる事になった。初めは、ケーブルカーに乗って高台へ。このケーブルカーは、観光用と言うよりは、庶民の足的な実用ものに感じた。 ドニプロ川沿いの低地と市街地が広がる高台との連絡用といったものか。 そして、見えてきたのが、聖ミハイル...


あと5日
帰国する日まで、あと5日となった。音楽の事だけを考えて、感じる日々もあと少しとなった。 初めは、余裕もなく、必死に毎日を過ごしてきた。しかし、今思えば、こんな歴史的な建造物の音楽院で学べるなんて幸せであったと感じている。 明日は、先生がキエフ中心地を案内してくれる事になった。


キエフ中心地3
明日も歌わなければならないので、そろそろ帰る事にした。 すると、駅近くに何やら建物がある。 まさかとは思ったが、キエフの大門であった。ムソルグスキーの代表的組曲『展覧会の絵』の最後に登場する「キエフの大門」とは、この門を指してる。